現代社会

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観光立国ニッポンの限界

観光客に水鉄砲を放つスペイン市民の映像、見ただろうか。そこまでするかと少し笑ってしまったが、内心羨ましさもあった。今、世界の観光地では「これ以上は限界だ」と声を上げる動きが広がっている。文化も生活も、観光という名のもとに押し流されていく現実...
現代社会

生理現象で線を引かない社会へ―教育を真面目に考える

「生理は自然なことなんだから、理解してよ」このセリフ、耳にしたことがある人も多いんじゃないだろうか。確かに、生理現象についての理解が足りていない現実はある。学校でも家庭でも、そうした知識が体系的に教えられることは少ないし、誰かが傷ついた経験...
文化

誰かの口調で生きてる人たち

最近、妙に耳につく話し方がある。動画で見たような口調、配信者の真似、SNSで流行った語尾──言葉のクセが、言葉として独り歩きしているような感覚。本人たちはそれを「流行」だとも「模倣」だとも思っていない。ただ、無意識に“誰かの喋り方”で感情を...
現代社会

現金で票を買うな、とは言わないけれど。

たった2万円で民意が買えるなら、私達って随分お買い得だ。与党が「物価高対策」として打ち出した現金給付案は、なぜか参院選の前に、なぜか全国民を対象に、なぜか“非課税世帯には+2万円”という形で再登場した。笑うしかない、と思ったけど、いや、もう...
現代社会

人生の分岐が“多すぎる”と、人は産まれない

少子化の原因を語るとき、たいてい金か制度の話になる。でもそれだけじゃない。もっと根っこのところで、「別に子どもいなくても人生楽しいんだけど」って人が増えてる気がする。趣味の多様化、推し活、サブスク漬けの毎日。気づけば、“子どもを持つ”という...
例の界隈

私のいる界隈について

私も当事者であり、もっとも知らない界隈のお話。正直言ってどんどん言葉や用語、定義が変わっているらしく…「私の時代」よりどう変わったのか何が増えたのかWikipediaさんを引用しながらお勉強していきましょう。その界隈を初めて知った方、アンチ...
思想

“やさしさ”って、義務なの?

記事1つ目にしてヘヴィなタイトルでは御座いますが…昔から疑問に思っていた事です。私の性格上、人に嫌われることを極端に嫌う為フルオートで優しさを振りまいています。それはもちろん嫌われない為。人に優しくないと冷たいヤツだと思われてしまう。しかし...